名古屋大学体育会航空部OB会

久々の合宿訪問

コロナ感染症はようやくその正体と感染の特性も分かってきてインフルエンザ並みの第5類に分類されることになりました。 しかし、身の回りで多くの感染の報告があり、油断することはできません。
航空部の活動も活発化してきました。厳しい夏の合宿が始まり元気付けのため木曽川訓練所を訪問してきました。 幸い今日午前中は雲が多く日射が遮られ、川風も適度に吹いていたので比較的楽であったと思います。 訓練には35名ほども参加していて賑やかでしたが、搭乗回数が限られるのは気の毒でした。合宿2日目ということもあって皆元気に活動していました。
指導には森本さん、岸さんの名大OBの他、渡辺さん(神戸大OB)、三田村さん(同志社OB)、山本さん(阪大OB)が当たっておられました。 特に、森本さんには新しい会社に就職して間もないのに1週間の休暇を取って出向いてくれたことに感謝です。 いろいろと気遣いもされ、心苦しく感じたほどです。
飛行練習は、雲は多かったものの積雲系で上昇気流があって滞空することも何回かあり、初心者にとって練習時間に恵まれたのは幸運でした。 すべての発航で初期上昇は極めて穏やかで安心して見ていることができました。飛行監視も適切にされていて良かったと思います。 練習生の着衣はすべて昔ながらのつなぎ服で、現役時代に汗を溜めて暑苦しかったことを思い出しました。 名大1年生の背中に所属と名前が書いてあったのは大変ありがたかったです。なかなか人の名前は覚えられないので。 しかも昔の手書きに比べ、PCで型紙を作り自分でペイントを施したと聞いてこれも進歩だなと感じました。
時代を感じさせることが他にもありました。決して苦言ではないので部員がこれを読んでも気にしないよう望みます。 飛行後に地上で講評を受ける際、腰に手を当てて聞いたり、メモを取りながら聞いたりする姿は昭和年代の者には少し違和感がありました。 教官と学生の間の壁とか、メモの正確性とかの観点では進歩かなと思わないでもありません。
9月の木曽川合宿ではバーベキューコンロを囲んで現役・OB交歓会を行う予定ですので(9月23日(土))、できるだけ多くの部員とOB各位の参加を期待しています。
(2023.8.6 1967年卒 丸橋記)

飛行前の緊張
飛行準備
いざ大空へ
胸躍らせて大空へ